Skip to content
  1. >
  2. >
  3. 10万円の中古車って実際どうなの?

10万円の中古車って実際どうなの?

中古車の購入を検討している最中にサイトや紹介誌で10万円の激安の中古車があったりします。
このような車は購入しても大丈夫なのでしょうか。
今回は激安中古車について紹介します。

激安中古車は購入しても大丈夫なのか?

10万円と激安の価格になると、すぐに不具合が起きて走れなくなるという車は数多くありますが、メンテナンスをしっかり行っていた超多走行車だと問題なかったりします。
このような車の場合、次の車検までのつなぎとして乗るといいでしょう。
激安中古車を購入してもいいのはこんな人です。

  • 短期間で長いこと乗らず、車検まで動けばいい
  • メンテナンスをまめに行い、軽い故障だったら自分で対応できる

激安な分、大きなリスクがあると考えると、割り切って乗れる方なら向いているといっていいでしょう。
例えば、200万円の車を10年乗る場合と諸費用込みで30万円の車を6回乗り換えた場合だと、金額的には大きく変わりません。
壊れたら新しいのを買うというスタンスであれば激安中古車でも悪くないといえます。

激安の理由

どうして10万円の値段がつくのでしょうか。考えられる理由として、走行距離が多い、高年式、修復歴あり、人気がないといった理由が挙げられるでしょう。
10万円以下だと買取や下取りの査定で値段がつかず無料で引き取られた車だと考えられます。
最近はこのような激安車が増えてきました。車の性能が向上し故障が少なくなったのも要因です。
中古車検索サイトで調べてみると、年式は1996年から2007年、走行距離が3万kmから27万kmとなりました。
年式は10年以上前と古いですが、走行距離が3万kmと少ないのがあったのは驚きです。修復歴がない車も多くありました。
それ以外だと故障が多かったり、事故歴があったりと激安になったのに納得した車も多かったのは事実です。
走行距離が少ない激安車は1代でなくなった不人気車でした。人気・不人気にこだわりがないのであれば選んでみるといいかもしれません。
走行距離が多い激安車は10万kmを超え、15万kmや20万kmとなっていました。この走行距離の場合、修復歴がなしだと足回りやミッション、動力系に不安があります。

激安中古車について紹介しましたが、ギャンブル的な要素があるのは事実です。
大手の中古車検索サイトや雑誌に掲載されている場合、乗ってすぐに壊れるような中古車を売ってしまうとお店の評判が悪くなるため、ある程度自信があるということになります。
しかし、車は精密機械です。納車まで問題なくても納車後、走らせたら何か不具合がでてくることもありえます。
「問題なく乗れたらラッキー」という気持ちを持つのがいいでしょう。