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メンテフリーの車でも行うべき日常点検

日常点検の必要性

メンテフリーの車とは、整備不要を意味しているものですが、自動車メーカーの技術向上もあり、8年間は点検保守が不要となる企業努力によるものです。
ただし、メンテフリーの車と言っても、過信してはいけません。
なぜなら、メンテフリーだからといって、整備が全く不要というわけではないからです。
エンジンオイルは、車を運転していなくても劣化して行きます。

バッテリーも同様、劣化や自然放電しています。
タイヤも常に、路面で擦り減っていきますし、風雨や太陽の紫外線にさらされ、耐久性も落ちていきます。
したがって、車のオーナーたるもの、普段の日常点検の重要性は、未然にトラブルを防ぐためにも、欠かせない作業なんですね。

エンジン回りの点検

まずはエンジンルームを開け、しっかりとボンネットステーを穴に差し込んで固定しておきます。
エンジン回りの日常点検は、以下の通りです。

『ウインドウォッシャー液の量』
・ウォッシャー液が空になると、フロントの汚れはとれないばかりか、モーターの故障の原因となってしまいます。
『ブレーキ液の量』
・ブレーキリザーバータンク内の液量が MAXとMINの間が適量、少ないとブレーキの効きが悪くなる。
『バッテリー液の量』
・メンテナンスフリーの場合、バッテリーは交換のみとなります。
『冷却水の量』
・FULLとLowとの間が適量、少ないとオーバーヒートを起こす可能性が。
『エンジンオイルの量』
・オイルレベルゲージのHとLの間が適量、少ないとエンジン内部の故障を招く。

車の外回りの点検

車の外回りの点検は、ランプ類の点検以外は、エンジンをかけずに行います。
『タイヤの空気圧』
・前輪後輪ともに、適切な空気圧にします。
タイヤゲージは、3,000円以下で購入可能ですので、季節の変わり目にはチェックしておきます。
『タイヤのチェック』
・異物が挟まっているなら除去、亀裂/損傷/摩耗がないかをチェックし、耐久年数の確認も怠りなく。

『タイヤの溝の深さ』
・スリップサインが出ている状態なら、バーストの危険性大ですので、早めのタイヤ交換を行います。
『ランプ類』
・ランプの点灯や点滅の確認および、ヘッドライトのレンズの汚れや損傷の確認も行います。

運転席側の点検と走りながら確認したいポイント

『ブレーキペダルの踏みしろ及び、ブレーキの利き』
・通常の動きで、しっかり止まるか確認する。
『パーキングブレーキ及び、レバーの引きしろ』
・ブレーキングが甘くなってないかを確認する。
『ウインドウォッシャーの噴射状態』
・噴射の向きや高さが、適当であるかの確認です。

『ワイパーの拭き取りの状態』
・拭き残しが多ければ、ワイパーのゴム交換のサインです。
『エンジンのかかり具合および異音』
・エンジンが速やかに始動するか、また始動後に異音がしないかの確認です。
『エンジンの低速および加速の状態』
・スムーズに加速するかを確認する。