人生の中でも高い買い物の一つ自動車。中古車でも金額が数十万円から数百万円となります。
時期によって同じ車でも高くついてしまうことを考えると、なるべくお買い得な時期に買いたいものです。
今回は自動車を購入するのに最適な時期について紹介します。
中古車が安くなる時期
中古車の流通量が多いときに買うと当然ながら安く購入できます。
時期としては4月から5月、9月です。
どうしてこの時期になると安くなるかというと年明けになると自動車の年式が上がります。
それにあわせて2~3月に自動車を買い替える人が多くなり、新車がもっとも売れます。ディーラーも決算を3月に控えていて販売台数に応じて報奨金が得られます。
そのため、多少値引きをしてもたくさん売りたいとなるのです。
また、2~3月は就職や進学で自動車が必要になる人が増えるので新車が売れる時期というわけです。
新車が多く売れると市場には中古車が流通します。
4~5月は自動車を購入する人が減るので中古車の供給量が大幅に増えるため、中古車価格が安くなるのです。
他の時期としては相場の変わる9月ごろも安くなります。
中古車市場は海外輸出の影響を受けて相場が変動するという特徴があるためです。
どのくらい安くなるのかというと金額にすると5~10万円程度安くなります。
時期を変えるだけでこの金額分値引きされるとしたら大きなインパクトではないでしょうか。
人気の中古車の買い時
人気のある4WDやSUVの中古車は安くなる時期でもそこまで安くならないことがあります。
車種や条件によって買い時を見極める必要があるのです。
まずは、新車発売から奇数年の車検時期です。
新車は購入後、最初の車検は3年となります。その後、2年おきに車検です。
自動車を買い替える時期を車検時期にしている人が多くいます。
買い替え時期が重なることは珍しくないため、一定の周期で多く出回ることがあるため、供給が増え中古車価格も下がるというわけです。
次にモデルチェンジの直後です。自動車メーカーの人気車種は数年おきにモデルチェンジが行われます。
このモデルチェンジのタイミングで買い替えニーズが高まります。それまで乗っていた自動車を手放す人が増加。結果として市場に出回るので中古車価格が下がっていきます。
また、マイナーチェンジでも同様に買い替えのニーズが高まります。
大きなモデルチェンジ後のマイナーチェンジだと、今まで様子を見ていたユーザーが買い替えるということが多くなるからです。