ホンダ

ホンダの歴史

今では、世界のバイク売上高でも、世界トップランクを誇るHONDAは、自動車の世界でも販売台数7位に食い込むほどの大手車メーカーです。
HONDAといえば、創業者である本田宗一郎氏の功績をおいては、語ることはできないといえます。
その歴史は、1946年に創業者の本田宗一郎氏が、本田技術研究所を開設したことから始まります。

当初は、国産のバイクメーカーとして、エンジンの開発や生産を行い、国内有数のバイクメーカーとして不動の地位を得ました。
その後1962年には、四輪車の進出を決定し、翌年に発売されたのが、ホンダ初の四輪車である「軽トラックT360」でした。
その後も一環として、自社製造にこだわるHONDAは、世界に多くの愛好者を根付かせました。

ホンダの特徴

ホンダの特徴としては、開発から生産までこだわる、HONDA独自の技術力の確かさです。
HONDAといえば、あまりにも有名な「スーパーカブ」ですが、1952年の発売以来、現在でもなお、カブ人気の存在は不滅のものです。
東南アジアでは、バイクの事をホンダというように、ホンダのバイクは大人気です。

実際に、世界のシェアNO.1を誇るほどの実力ですが、実は自動車部門でも、独自の技術力で人気を保ち続けているのです。
その意気込みは、モータースポーツへの積極的な参戦にも表れており、これまで数々の栄光を手にできました。
特に四輪車の生産は乗用車にこだわり続けており、トラックや大型のバスなどは手掛けた事がありません。

ホンダが作る自動車の魅力

オートバイの分野では、世界に名だたるホンダですが、こと車に関しては、大手他社に比べて、一歩も2歩も見劣りするということも言われます。
しかし、ホンダが作る自動車の魅力は、創業以来長年培われてきた信頼性が強みです。
技術力の高さは、車の業界でも特筆されるもので、人気のコンパクトカーから軽自動車、EV車と扱う車種の幅が広いのもホンダの特徴です。

こうしたホンダ車は、ディーラーや中古車販売店、認定中古車扱い店で購入可能で、廃盤になったタイプの車でも、比較的簡単に探し出すことができます。
また、「VTECエンジン」など、ホンダのラインナップは完全なホンダ独自開発の車ばかりなのも魅力です。

自動車以外も強いホンダ

ホンダといえば、バイクや車のメーカーといった印象が強いのですが、いかにも耕運機や草刈り機、ロボット/船舶/航空機など、幅広い分野で活躍するメーカーです。
国内の車メーカーでも、近年では海外の自動車メーカーと、提携するケースも増えてきましたが、ホンダだけは自社の独自路線にこだわっている会社です。

ホンダの車のエンジンは、VTECエンジンがあまりにも有名ですが、特徴として低回転域と高回転域の両立を可能としているところです。
ホンダは、こうしたエンジン性能からも、スポーティ寄りなメーカーと呼ばれています。
先々、完全電動化が進む車の世界ですが、更なるホンダの独自性を期待したいものです。