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三菱

三菱自動車の歴史

「三菱」という名前を聞いて多くの人がまず思い出すのは、「三菱財閥」かもしれません。
三菱財閥は、明治時代に土佐藩出身の岩崎彌太郎という人物が海運事業から始めて誕生しました。
1900年代には海運事業のみならず、金融業や金庫業に事業が拡大され大きな財閥へと成長していきます。

戦後、財閥は解体されますが三菱が手掛けていた様々な事業は存続し、金融業や造船業や重工業の分野では特に日本の高度経済成長に大きな役割を果たしたと言えます。
そして、1970年に三菱自動車工業株式会社が誕生します。

三菱自動車の特徴

三菱自動車は、設立から間もない1973年に世界ラリー選手権に参戦しています。
初参戦の翌年には、サファリラリーで優勝するという快挙を成し遂げています。

それ以降1992年までに5回の優勝を経験しますが、1993年以降では三菱自動車の大人気車種の一つ「ランサー エボリューション」が登場し、ラリー選手権で活躍します。
ランサーエボリューションは世界ラリー選手権で30回以上の優勝を果たし、世界に三菱自動車の名を知らしめることになります。
三菱自動車はラリー選手権で成長したメーカーと言っても、過言ではないでしょう。

近年では電気自動車(EV)の開発に力を入れています。
日本におけるEV開発は三菱自動車が先駆者的な存在となっており、実のところ開発は1966年からスタートしていました。
電気自動車とガソリン自動車のそれぞれのメリットを活かしたPHEVの開発にも積極的であり、2013年に「アウトランダーPHEV」が誕生しています。

アウトランダーPHEVは世界初のSUVのプラグインハイブリッド車だったため、多くの注目を集めることになります。
EVだとどうしても走行を楽しむ車として物足りなく感じてしまうという欠点を、プラグインハイブリッドSUVという形で見事に解決したと言えます。
走行性能と操舵性を重視しつつも、環境に配慮したSUVは世界でも人気のある車種となっています。

三菱自動車の魅力

三菱自動車が人気のある理由の一つは、コスパが良いことです。
EVやPHEVは価格が高くなるというデメリットがありますが、アウトランダーPHEVは他のメーカーのPHEVに比べてリーズナブルな価格で購入することができます。
しかし、価格は安いのにスペックは決して他のメーカーのPHEVに劣るものではありません。
コストパフォーマンスが高いことは三菱自動車の魅力の一つだと言えるでしょう。

さらに自動車のラインナップが豊富なことも三菱自動車の魅力で、ミニバンやコンパクトカーの種類も豊富ですし、軽自動車のバラエティも豊富です。
車選びに悩んでいるなら、歴史のある信頼できる国産メーカーの三菱自動車を検討してみるのも良いでしょう。