日産の歴史
最近は事業以外でのニュースが、世間の話題をにぎわせている感のある、日産自動車株式会社ですが、創業は1933年と自動車業界でも老舗の車メーカーといえます。
創業期より、先進技術の吸収に積極的であったことから、1958年には当時世界で最も過酷な、オーストラリア大陸一周ラリーに自社開発のダットサンで参戦。
見事、クラス優勝を果たし、世界に日産の名を知らしめることになりました。
トヨタやホンダと並ぶ、日本の3大自動車メーカーで、かつては「技術の日産」と呼ばれるほど、故障が少ない車としてもてはやされました。
しかし1999年には、経営破たんの一歩手前まで追い込まれ、現在はルノーと資本提携、三菱自動車を加えた3社連合でV字転換に成功しています。
日産の特徴
トヨタとライバル関係にある日産自動車ですが、日産の特徴といえば個性的な車が多いことが挙げられます。
昔から日産は、個性的な車の生産には定評があります。
これまで、日産スカイラインGTRを始め、フェアレディーZなど、熱狂的な日産マニアを量産してきました。
といっても、日産の得意の分野は、何もスポーツカーだけではありません。
日産はバリエーションも豊かで、マーチやキューブといったコンパクトカーから、エルグランドやセレナといったミニバンまで、様々な車種も発売されています。
ハイブリッドカーの分野では、トヨタに先を譲りましたが、電気自動車の開発に積極的で、リーフやe-NV200を始め、今後の開発に期待が寄せられています。
日産が作る自動車の魅力
日産が作る自動車の魅力は、個性的でそして魅力的な車が多いということでしょう。
最近で特に個性的な車と云えば、クロスオーバーSUVのジュークを挙げることができます。
発表当初は、醜いと感じる人と、個性的で格好いいと感じる方で人気を二分しました。
しかし、インパクトは絶大で、アクの強さもほかの車にはない大きな魅力として、ユーザーに受け入れられることになります。
このように日産は、特徴的でなおかつ、個性的でインパクトのある車が多いという印象があります。
また、ハイブリッドの分野でも、トヨタやホンダと水をあけられていましたが、ノート e-powerの登場で状況が一変しました。
従来のハイブリッドカーは、エンジンのサポート役として、電気モーターが使われていましたが、ノートは全くその逆で、日産の底力に驚かされたものです。
日産車は魅力がいっぱい
いかがでしたか ? 日産は、特徴的でなおかつ、大胆なデザインが一つの魅力となっています。
現在は、トヨタ連合に対抗すべく、日産/ルノー/三菱の3社連合で、し烈なシェア争いを行っています。
このように日産は、一時は経営不振に陥りましたが、経営の立て直しにより、現在は順調に景気回復を図っています。
今後の見通しですが、他社に先駆けて開発を進めている電気自動車の分野で、どのような車が登場するのか、理解の注目の的となっています。
2030年以降のガソリン車撤廃により、今後の電気自動車の開発が楽しみです。