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緊急車両が来た時どうする?

緊急車両が来た時の対応

緊急車両は、警察車両(パトカー)、救急車両(救急車)、消防車両(消防車)、自衛隊用車両などのことを指します。
この緊急車両が接近してきた場合は、車両は道路の左側に寄って進路を譲る必要があります。
その際に、突然ブレーキをかけると後続車に追突される可能性があるため、ルームミラーで後方の様子を確認し、慎重に停車することが大切です。渋滞している場合は左車線を走っているなら左に、右車線を走っている場合は右に寄り、緊急車両が車線と車線の中央を走れるようにしましょう。
また、高速道路では右側車線を譲り、左側車線へ移動するのがルールです。
もし交差点進入前に緊急車両が接近している場合は、左に寄せて一時停止する。状況に応じて、止まれないときや停車すると危ないときは渡り切ってから停止しましょう。

救急車と消防車とパトカーがいた場合の優先順位は?

緊急車両同士が交差点で出会った場合や狭い道をすれ違う場合、どの車両が優先されるのでしょうか。
緊急自動車(赤色回転灯+サイレン使用中)が一番優先されます。
交差点で出合ったときは、どちらかの進行方向の信号が赤になっているはずであり、緊急自動車は赤信号時に徐行して通過できます。信号が青の方が優先となるのです。

道路状況によっては、どちらの方によけるスペースがあるかによって判断されることもあります。道路上の通行が困難な場合、緊急自動車は通れる方を選択します。
警察庁や消防庁は、道路交通法上で特に緊急車両同士の優先順位についての取り決めはないとしており、緊急自動車同士が出会った際の優先順位は、「ケース・バイ・ケース」で運転手が判断することが一般的なのだそうです。
もし複数の緊急車両に出くわしたときは慌てず寄せて止めるようにしましょう。

パトカーが回転灯だけついている場合

赤色回転灯のみが点灯しているパトカーは、通常の緊急走行とは異なります。
赤色回転灯だけ点灯している場合は、パトロール中であると考えられます。赤色回転灯を付けていることは、注意喚起の意味や犯罪抑止のために使用されることも。
道路交通法では、緊急走行する際は赤色の警光灯とサイレンの使用が義務付けられていますので、回転灯のみのパトカーが来ても避ける必要はありません。
道路交通法施行令によれば、警察用自動車が速度違反を取り締まる際にサイレンを鳴らさない場合もあるそうです。巡回中のパトカーには注意しておきましょう。