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  3. 地方のほうが運転免許を取得しやすい?

地方のほうが運転免許を取得しやすい?

免許を取得する場合、都会の教習所と地方の教習所に違いはあるのでしょうか。
自動車教習所にある車は色々な車種がありますが、国の定めるサイズや操作性の基準に従っているため、差がありません。
また、コースについても国の基準に従って道路の広さやS字クランクなどコースが決まっています。
そのため、公道に出るまでの間は都会だろうと地方だろうと差はつきにくく、ほぼ同じ技術をもって公道に出ることになるのです。

差がつくのは路上教習の環境

仮免許を取得して公道を走る路上教習は都会と地方で環境が変わります。
交通量や歩道を歩く人、自転車を走る数などまったく違ってきます。
地方だと交通量が少なく、道を歩く人や自転車が多くないので走りやすく感じられるかもしれません。
一車線の道路で車線変更をせずに走って終わることもあります。
都会だと注意してみないといけないところが多いので、プレッシャーに感じるかもしれません。
この環境の差により地方は運転免許を取得しやすいといわれる要因でしょう。
都会でも週末や夜だと交通量が比較的少ないので、運転しやすい時間を狙えば都会でも地方と変わらない環境で運転ができます。

地方で運転免許を取得すると都会で運転できないのか

地方のほうが運転免許をとりやすい要因について説明しましたが、地方だととりやすい=都会で運転できないというマイナスの要素になるとは限りません。
必要なのは慣れです。慣れるまでに多少の時間はかかるかもしれませんが、時間帯や場所を選んで練習すれば問題なく運転できるようになります。

学科の試験問題は都道府県別に違う

運転技術はどこの教習所でも問題ないとお伝えしましたが、学科試験は都道府県によって難易度が変わってきます。
理由として各地域における事故発生率や要因などが試験の内容に反映されるためです。
高齢者の多い地域だと高齢者に関連した問題が多く出題され、積雪の多い地方だと積雪時の措置についてなど、バリエーションが異なります。
なかでも死亡事故の多い埼玉県と愛知県は難易度が高いといわれ、逆に東京都は比較的簡単といわれています。
しかし、不平等だといわれるほど難易度に差はありません。学科試験の合否はどれだけしっかり勉強して理解できたかです。
問題集を何周もやれば学力は向上しますし、理解度も上がっていきます。
そのほかにひっかけ問題を対応するには問題を読み解く国語力が重要です。
真剣に合格しても結果に結びつかない人は、ひっかけ問題に対応できていない可能性があります。
問題集を繰り返し、対策をしっかりとれば合格できるはずです。